肌の調子が悪いときは、思い切ってキャンセルを

肌の調子がよくないときに脱毛を受けるのはあまり好ましいことではありません。脱毛というのは、たとえどんな方式でも肌にダメージを与えてしまうものです。脱毛を受けたことで症状が悪化したり、治りが遅くなったり、または新たな症状を誘発することも考えられます。

 

たとえば肌荒れは多くの場合、肌の水分不足が原因です。肌はリンパや血液から水分を供給してもらっています。体液の循環が何らかの原因で滞ると、すみずみまで水分がまわらず、表皮が乾燥してしまいます。

 

光脱毛やレーザー脱毛など、高熱を使用する脱毛は、肌が乾燥した状態で受けると火傷を負ってしまう場合があります。水分が少ないと温度が上がりやすいため、ライトを照射したときにムダ毛の周囲の組織が普段よりも強く熱せられてしまうのです。体温が上がると皮膚は表皮から水分を蒸発させて温度を下げますが、そうした機能も乾燥しているとスムーズに働きづらくなります。
ワックス脱毛の場合も、乾燥した表皮はもろく剥がれやすくなっていますから、ワックスを剥がしたときに、ムダ毛と一緒に必要以上に角質が取れてしまうリスクがあります。

 

肌の調子が良くない女性

 

肌がべたついたり、むくみを感じる場合は、血液がうっ血していることが多いです。細胞に新しい水分や栄養分が送られないと、老廃物の排出も滞るため、細胞液の代謝がうまく働かず、肌がむくんだような状態になります。
そうしたコンディションで光脱毛を受けるとうっ血が進んでしまうことがあります。光脱毛は毛穴を熱する施術ですから、熱の刺激で血行がうながされそうな気がしますが、お風呂に浸かったときとは違い、一部の肌にだけ熱が加わったときは、かえってその部分にだけ血液が集まってしまいます。その結果、脱毛を受けた部分に炎症が起きたり、またそれが原因になってほてりやかゆみ、毛膿炎などの症状が引き起こされるリスクもあります。

 

サロンやクリニックの脱毛は確かに、カミソリなどのように肌に物理的な力を加える脱毛よりは、肌にやさしい施術です。でも、肌の立場から考えると、脱毛を受けるのはかなり不自然で無理のかかる行為なのです。肌の調子がよくないと感じたら思い切ってその日はキャンセルし、肌をいたわるようにしてください。

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